2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20p-PA3-1~13] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2018年9月20日(木) 13:30 〜 15:30 PA (イベントホール)

13:30 〜 15:30

[20p-PA3-12] 水分散性シリコン量子ドットの近赤外時間ゲートバイオイメージング応用に関する研究

井上 飛鳥1、杉本 泰1、﨑山 真1、藤井 稔1 (1.神戸大院工)

キーワード:バイオイメージング、シリコン、蛍光体

シリコン量子ドットが水溶媒中に分散したコロイド溶液は、高い生体適合性・化学安定性、ブロードな吸収バンド及び大きいストークスシフトといった優れた特性を有することから、バイオフォトニクス分野における蛍光体としての利用が期待されている。本研究では、ホウ素とリンを同時にドープすることで作製された、水溶媒分散性のシリコン量子ドットの長寿命発光及び近赤外発光を利用し、時間ゲートイメージングを行うことで、生体の自家蛍光を抑制し、イメージングのS/N比の向上を実現する。