[20p-PB5-1~85] 2 放射線（ポスター）

[20p-PB5-76] 固体飛跡検出器CR-39を用いた水素クラスターのクーロン爆発で加速されるMeV級陽子線の計測

〇森井 厚作¹、坂本 渓太¹、浅井 孝文¹、清水 和輝¹、宇野 雅貴¹、山内 知也¹、小田 啓二¹、神野 智史²、桐山 博光³、福田 祐仁³、金崎 真聡¹ (1.神大院海事、2.東大院工、3.量研関西研)

キーワード：固体飛跡検出器、レーザー駆動イオン加速、クラスター

水素クラスターと呼ばれる水素分子の集合体に高強度レーザーを集光すると、クーロン爆発によって陽子線が加速される。水素クラスターは、極低温まで冷却されたノズルを通じて高圧の水素ガスを真空中に噴射することで生成される。本研究では、ノズルの温度に依存して変化する水素クラスターのサイズと、クーロン爆発によって加速される陽子線のエネルギーとの関係を解析することを目的とし、固体飛跡検出器CR-39を用いたレーザー加速陽子線計測を実施した。