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[21a-221A-3] 還元性の強いポリ酸(POM)を用いたSWNT/POMランダム
ネットワーク複合体のパルス発生特性
キーワード:カーボンナノチューブ、パルス発生、ポリ酸
近年、ニューロン発火型デバイス(ニューラルネットワークを用い、脳信号のようにスパイク電流・電圧を発生させるデバイス)に関する研究が注目されている。我々はこれまで、ケギン構造を有するポリ酸(POM)であるH3PMo12O40分子を用い、パルス発生特性を調べてきた。結果、POM/SWNTランダムネットワークに150 Vを印加すると、パルスが発生することを見出した。今回、ケギン構造POMのうち還元性が強いtetra(n-butyl)ammonium(TBA) 基を有する (TBA)2[SW12O40]を用いパルス発生特性を調べた。