2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.3 ナノエレクトロニクス

[21a-221A-1~8] 9.3 ナノエレクトロニクス

2018年9月21日(金) 09:30 〜 11:30 221A (221-1)

守屋 雅隆(電通大)

10:00 〜 10:15

[21a-221A-3] 還元性の強いポリ酸(POM)を用いたSWNT/POMランダム
ネットワーク複合体のパルス発生特性

〇(M2)ウ キンコウ1 (1.九州工業大学)

キーワード:カーボンナノチューブ、パルス発生、ポリ酸

近年、ニューロン発火型デバイス(ニューラルネットワークを用い、脳信号のようにスパイク電流・電圧を発生させるデバイス)に関する研究が注目されている。我々はこれまで、ケギン構造を有するポリ酸(POM)であるH3PMo12O40分子を用い、パルス発生特性を調べてきた。結果、POM/SWNTランダムネットワークに150 Vを印加すると、パルスが発生することを見出した。今回、ケギン構造POMのうち還元性が強いtetra(n-butyl)ammonium(TBA) 基を有する (TBA)2[SW12O40]を用いパルス発生特性を調べた。