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[17a-C303-2] 電界誘起層形成法におけるCNTの平均ゼータ電位の半導体SWCNT抽出効率への寄与
キーワード:カーボンナノチューブ、半導体・金属分離、印刷エレクトロニクス
優れた電気的特性を持つ単層カーボンナノチューブ(SWCNT)は,その合成時の金属・半導体性の混合が電子デバイス応用において課題とされる.これまでに我々はNa+などの金属イオン種がプロセス内に含まれず,半導体のチャネル材料としてのSWCNTの使用に適した「電界誘起層形成法(ELF法)」による金属・半導体性SWCNT分離手法を提案してきた.本講演では,本分離手法における分散溶液中のSWCNTミセルの平均ゼータ電位の分離効率への影響について述べる.