[17p-P11-1~37] 12.7 医用工学・バイオチップ

[17p-P11-22] 細胞集団運動測定に利用可能な硬さパターンゲル基板の作製

〇(B)廣野 航平¹、田中 あや²、藤井 裕紀¹、松本 悠暉¹、中島 寛²、岡嶋 孝治¹ (1.北大情報科学、2.NTT物性基礎研)

キーワード：細胞物性、ゲル、原子間力顕微鏡

本研究では硬さのみに周期的空間変調を持つアクリルアミドゲル基質の作成の可能性を調べた。その結果、ある特定のゲル組成において、ゲル基板表面の凹凸を無視でき、ゲルの硬さが周期的に変調したゲルの作製に成功した。このゲルは、細胞集団運動のゲル基板硬さの依存性を探求する目的に利用できる。作製した高分子ゲルの表面形状とヤング率の測定には原子間力顕微鏡(atomic force microscopy: AFM)を用いた。