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△ [18a-A204-9] グラフェンフレークを利用したインクジェット印刷からなる薄膜状アンテナコイルの開発
キーワード:グラフェン、インクジェット印刷、アンテナコイル
電磁誘導や共振現象によってコイルに起電力を生じる無線給電は、導線を媒介せずにデバイスへの給電を可能にする。ガラス上にインクジェット印刷したグラフェンフレークと金ナノ粒子からなる導電配線は、グラフェン層が層間剥離することで高分子薄膜に転写可能である。この手法にて作製された薄膜状アンテナコイル(膜厚: 182 nm)は、折り曲げた状態でも青色LEDを点灯させる電力(2.9 V, 5 mA)を外部から無線にて供給することに成功した。