[18a-F306-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

[18a-F306-6] 化学イメージセンサを用いた細胞層のインピーダンス分布可視化

〇宮本 浩一郎¹、鈴木 大輔¹、Werner Frederik¹、柳瀬 雄輝²、宇野 重康³、吉信 達夫¹ (1.東北大、2.広大医、3.立命館理工)

キーワード：化学イメージセンサ、細胞層、インピーダンスマッピング

アレルギー性疾患は、皮膚などにおいて細胞層のバリア機能低下が強く関係していると考えられているが、バリア機能の空間分布を定量的に評価する手法は存在せず、発症過程の評価の妨げとなっている。著者らは半導体化学センサの一種である化学イメージセンサの測定において細胞層の分布や創傷を反映した信号が得られることを報告した。本稿では測定の高解像度化に向けた取り組みを報告する。