2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[18a-P7-1~23] 12.4 有機EL・トランジスタ

2018年3月18日(日) 09:30 〜 11:30 P7 (ベルサール高田馬場)

09:30 〜 11:30

[18a-P7-23] 有機半導体単層2分子膜におけるヘリンボーン型分子配列とアルキル鎖層の役割

荒井 俊人1,2、森田 楓1、堤 潤也2、田中 睦生2、長谷川 達生1,2 (1.東大院工、2.産総研)

キーワード:有機半導体、単層2分子膜、ヘリンボーン型分子配列

パイ電子骨格をアルキル基により非対称置換した有機半導体材料は、2分子膜層構造を形成し、TFT高性能化に有利な高い層状結晶性を示す。我々は材料のアルキル鎖を活用することで、分子レベルで均質な単層2分子膜構築が可能であることを報告してきた。今回、片側アルキル置換BTBTを用いて単層2分子膜を構築し、その偏光吸収スペクトルを系統的に測定することで膜面内のヘリンボーン型分子配列の決定要因を明らかにしたので報告する。