2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.13 半導体光デバイス

[18p-B203-1~17] 3.13 半導体光デバイス

2018年3月18日(日) 13:15 〜 18:00 B203 (53-203)

種村 拓夫(東大)、赤羽 浩一(NICT)

17:15 〜 17:30

[18p-B203-15] 多重積層量子ドットを用いた半導体光増幅器の温度特性

赤羽 浩一1、吉田 尚也2、深江 優2、松本 敦1、梅沢 俊匡1、外林 秀之2、山本 直克1 (1.情通機構、2.青学大)

キーワード:量子ドット、半導体光増幅器、歪補償

InP基板上に形成された自己組織化InAs量子ドットは1550nm帯で発光するため、光ファイバ通信用の半導体レーザや半導体光増幅器の性能を向上できると期待されている。これまでに我々はInP(311)B基板上の自己組織化InAs量子ドットを高密度化する技術として歪補償法による多重積層構造の作製方法を確立し、これを用いた量子ドット半導体光増幅器(QD-SOA)において高利得、高速応答の特性を観測してきた。今回我々はこのQD-SOAの温度特性について評価を行ったのでこれを報告する。