2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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CS コードシェアセッション » CS3 3.11 フォトニック構造・現象,13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイスのコードシェアセッション

[18p-C301-1~15] CS3 3.11 フォトニック構造・現象,13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイスのコードシェアセッション

2018年3月18日(日) 13:45 〜 18:15 C301 (52-301)

浅野 卓(京大)、中岡 俊裕(上智大)

16:00 〜 16:15

[18p-C301-7] トポロジカル1次元フォトニック結晶ナノ共振器におけるレーザ発振

太田 泰友1、勝見 亮太2、渡邉 克之1、岩本 敏1,2、荒川 泰彦1,2 (1.東大ナノ量子、2.東大生研)

キーワード:フォトニック結晶、トポロジカルフォトニクス、ナノレーザー

光バンドのトポロジカルな性質を制御・活用したフォトニック構造が盛んに研究されている。例えば、バンドトポロジーの異なるフォトニック結晶(PhC)を接合し、その境界面に出現するエッジモードを利用した光導波路などが議論されている。近年、これらの光構造をアクティブ素子へ応用する研究も進展しており、μmサイズの局在型/周回型トポロジカル共振器を用いた半導体マイクロレーザーが実現されている。一方、前回我々は、1次元PhCの接合面を利用したトポロジカル光ナノ共振器を報告した。今回、同ナノ共振器と量子ドットゲインを組み合わせた系において、レーザ発振を実現したので報告する。トポロジーに着目した共振器設計により、単一モード動作を容易に得ることが可能となる。