2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[18p-P11-1~13] 12.2 評価・基礎物性

2018年3月18日(日) 16:00 〜 18:00 P11 (ベルサール高田馬場)

16:00 〜 18:00

[18p-P11-7] Non-peripheral型オクタヘキシルフタロシアニン銅錯体の両極性キャリア輸送に関する考察

渡辺 健1、渡辺 光一1、藤内 謙光1、〇藤井 彰彦1、尾﨑 雅則1 (1.阪大院工)

キーワード:有機半導体、フタロシアニン、両極性キャリア輸送

フタロシアニン誘導体の両極性でかつ高いキャリア移動度は大変興味深く、また銅錯体においては正孔よりもむしろ電子が支配的となる特殊な電気特性を示す。このキャリア輸送機構を検討するため、単結晶中の分子パッキング構造を明らかにし、密度汎関数法を用いた電子カップリングの計算を行ったところ、最近接分子間において分子面内方向に相互に回転角をもち、その角度に依存して支配的なキャリアの極性が決まることが明らかとなった。