[18p-P13-1~13] 13.9 化合物太陽電池

[18p-P13-4] Cu₂ZnSnS₄薄膜太陽電池・光電極へのAg添加効果

〇(M1)川口 誉人¹、Nguyen Thi Hiep²、原田 隆史²、中西 周次²、Chantana Jakapan³、峰元 高志³、池田 茂¹ (1.甲南大、2.大阪大、3.立命館大)

キーワード：薄膜太陽電池、化合物半導体、銀添加効果

Cu₂ZnSnS₄（CZTS）化合物半導体は、薄膜太陽電池の新たな光吸収材料や光カソードとして利用した光電気化学的な水分解や二酸化炭素還元反応への応用も提案されている。我々は、水溶性の原料溶液を加熱基板上に噴霧して製膜する低コストな手法であるスプレー熱分解法により、太陽電池や光電極として高い機能を有するCZTS薄膜を実証してきた。ここでは、Agを添加したCZTS薄膜の構造と機能について検討した。