2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.3 プラズマナノテクノロジー

[19a-C201-1~11] 8.3 プラズマナノテクノロジー

2018年3月19日(月) 09:00 〜 12:00 C201 (52-201)

竹中 弘祐(阪大)、石島 達夫(金沢大)

09:00 〜 09:15

[19a-C201-1] カーボンナノウォールの表面状態が燃料電池応用における電気化学的耐久性能に及ぼす効果の解明

〇(D)今井 駿1、近藤 博基1、石川 健治1、平松 美根男2、関根 誠1、堀 勝3 (1.名大院工、2.名城大理工、3.名大未来社会創造機構)

キーワード:燃料電池、カーボンナノウォール

固体高分子形燃料電池の実用化に向け、高耐久性能を有する触媒担持体が求められている。我々はカーボンナノウォール(CNWs)に着目しており、CH­4/H2プラズマを用いて成長させたCNWsが20,000サイクルの高電位サイクル試験でもほとんど劣化せず、高い耐久性を有することを見出している。しかしCNWsにおける高耐久性能の発現要因は十分に明らかになっていない。本研究ではCNWsの表面状態を変化させ、耐久性能に対する影響を明らかにしたので報告する。