2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[19a-P1-1~11] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2018年3月19日(月) 09:30 〜 11:30 P1 (ベルサール高田馬場)

09:30 〜 11:30

[19a-P1-8] オペランド顕微光電子分光法を用いた全固体リチウムイオン電池正極材料の充放電過程の観察

赤田 圭史1、須田山 貴亮2、朝倉 大輔2、松田 弘文2,3、細野 英司2、永村 直佳4、堀場 弘司5、尾嶋 正治6、原田 慈久1,6 (1.東大物性研、2.産総研、3.産総研-東大オペランド計測OIL、4.物材機構、5.高エネ研、6.東大放射光)

キーワード:リチウムイオン電池、オペランド、光電子分光測定

リチウムイオン電池動作機構の理解のために,単一結晶内のLi脱挿入を反映した電子状態変化を検出可能な,高分解能のオペランド顕微分光測定が重要である。我々は全固体電池を開発し,100 nm以下の空間分解能を持つ3DnanoESCAステーションを利用して,正極材料の充放電状態でのオペランド顕微光電子分光測定を行った。発表ではLiCoO2単一結晶の光電子マッピング画像と,この粒子の同一箇所で得られた光電子スペクトルの結果を報告する。