2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.3 情報フォトニクス・画像工学

[19a-P2-1~13] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2018年3月19日(月) 09:30 〜 11:30 P2 (ベルサール高田馬場)

09:30 〜 11:30

[19a-P2-8] インコヒーレントディジタルホログラフィのための多重位相格子を用いた単一露光位相シフト法

信川 輝吉1、室井 哲彦1、片野 祐太郎1、木下 延博1、石井 紀彦1 (1.NHK技研)

キーワード:ディジタルホログラフィ、回折光学素子、3次元イメージング

時間変動がある物体を高解像度のままホログラム取得することを目的とし、多重位相格子を用いた単一露光位相シフトインコヒーレントディジタルホログラフィを提案する。多重位相格子に、光波の分割・球面波の変調・位相シフト量の付与、の3つの役割を持たせることにより、撮像素子面上で位相シフト量が異なる4枚の自己干渉ホログラムを同時に形成できる。本研究では提案手法の有用性を計算により確認し、実験により実証した。