2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[19a-P3-1~14] 3.9 テラヘルツ全般

2018年3月19日(月) 09:30 〜 11:30 P3 (ベルサール高田馬場)

09:30 〜 11:30

[19a-P3-9] 光伝導アンテナ-自由空間結合器におけるSiレンズとテーパ付き伝送線路の比較

森川 治1、安恒 拓哉1、山本 晃司2、栗原 一嘉2、桒島 史欣3、谷 正彦2 (1.海保大、2.福井大、3.福井工大)

キーワード:伝送線路、超収束、THz波

光伝導アンテナの背面に配置して自由空間との結合器としては、Siレンズが多用されているが、金属ブロックを並べて間隙・金属ブロック幅にテーパを持たせた構造(V溝)も近年提案された。そこで今回、周波数特性も含めた性能比較を行った。電圧印加した際のアンテナ電流値で補正をかけながら信号値の測定をしたところ、Siレンズの方が信号値の絶対値は大きく、高周波まで信号が出ておりテーパ付き伝送線路よりも有利であった。