[19a-P6-1~79] 17 ナノカーボン（ポスター）

△ [19a-P6-12] アルコールCVD法による銅基板上へのCNT合成及び耐摩耗性評価

〇池田 義仁¹、鈴木 誠也¹、原 正則¹、吉村 雅満¹ (1.豊田工大院工)

キーワード：カーボンナノチューブ、銅、耐摩耗性

電気自動車やハイブリッド電気自動車の接点部には、高導電率を有するAgめっきの使用が一般的である。しかしAgめっきは摺動により摩耗し、基板表面の露出による接触抵抗の増加が課題となっている。そこで我々はAgめっきの代替として、高強度及び高導電率を有するカーボンナノチューブ(以下CNT)に注目し、本研究ではCu基板上へのアルコール化学気相成長法を用いたCNT合成及び、合成したCNT膜の構造及び摩耗特性の評価を行った。