2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19p-B203-1~19] 3.1 光学基礎・光学新領域

2018年3月19日(月) 13:15 〜 18:30 B203 (53-203)

田中 嘉人(東大)、居波 渉(静岡大)、小野 篤史(静岡大)

15:15 〜 15:30

[19p-B203-8] 光放射圧ポテンシャルによる局所化を用いた金属三次元微細構造創成―金属ナノ粒子局所化の確率解析―

林 晃平1、林 政洋1、道畑 正岐2、高増 潔1、高橋 哲1,2 (1.東大工学部、2.東大先端研)

キーワード:レーザートラッピング、確率解析

本研究の目的は、集光レーザを用いた金属三次元構造創成技術の確立である。金属ナノ粒子を集光レーザのビームウェストに位置変動10nm以下で局所化・集積させ分解能100nm以下の三次元加工法の実現を目指す。粒子の安定的な捕捉のため熱運動による揺動の制御が重要である。本報では、ある光放射圧ポテンシャル下での粒子の運動を確率微分方程式で記述し、所望量以下の位置変動で局所化を行うための最適粒子径、及び捕捉環境の検討を行う。