[19p-C301-1~17] 3.11 フォトニック構造・現象

△ [19p-C301-13] フォトニック結晶レーザの自励パルス発振の実現

〇森田 遼平¹、井上 卓也^1,2、De Zoysa Menaka¹、石崎 賢司¹、田中 良典¹、野田 進¹ (1.京都大学、2.K-CONNEX)

キーワード：フォトニック結晶、短パルスレーザ、自励パルス発振

フォトニック結晶レーザ(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶をレーザ共振器として利用した面発光半導体レーザである。我々はPCSELの短パルス・高ピーク出力動作の実現に向け、前回、レーザ共振器を利得領域と可飽和吸収領域に分割した構造の詳細な設計を行い、PCSELの自励パルス発振が実現しうることを見出した。今回は、設計したPCSELの試作を行い、パルス幅100 ps程度の自励パルス発振を観測することに成功したので報告する。