2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 太陽電池分野で活躍する女性達

[19p-D101-1~11] 太陽電池分野で活躍する女性達

2018年3月19日(月) 13:15 〜 18:00 D101 (56-101)

石河 泰明(奈良先端大)、貝塚 泉(資源総合システム)、増田 淳(産総研)

17:45 〜 18:00

[19p-D101-11] 高分子太陽電池の特性に与える高分子末端構造の効果の光誘起ESR研究

浅井 遥香1、薛 冬1、神谷 晨平1、桑原 純平1,2、神原 貴樹1,2、丸本 一弘1,2 (1.筑波大数物、2.筑波大エネ物質科学セ)

キーワード:有機太陽電池、電子スピン共鳴法、劣化機構

高分子太陽電池は次世代太陽光発電デバイスとしてさかんに研究されている。本研究では、半導体高分子の末端構造差による太陽電池の性能差に着目した。高分子末端が臭素2つの材料をそれぞれ用いた高分子太陽電池を作製し、素子動作時の素子中への電荷蓄積状態や素子特性劣化との相関について光誘起ESR分光を用いて調査した。その結果、臭素末端材料を用いた素子の方が素子内部への電荷蓄積が多く、性能劣化に関わることが分かった。