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[19p-G202-9] ペンタセンface-on配向相の発見
キーワード:ペンタセン、face-on配向、pMAIRS
剛直な縮環構造からなるペンタセン分子は薄膜中で非常に高い結晶性を有し,かつ基板に対して垂直な配向構造をとることが知られており,これまで,不活性な基板上でのface-on配向構造に関する報告はなかった.本研究では,pMAIRS法およびGIXD法を用いることで,アモルファス相と薄膜相との間に中間相が存在することを見出し,このとき,ペンタセン分子はface-on配向構造をとることをはじめて明らかにした.