2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[20a-A402-1~11] 3.9 テラヘルツ全般

2018年3月20日(火) 09:00 〜 12:00 A402 (54-402)

久武 信太郎(岐阜大)、諸橋 功(情通機構)

10:15 〜 10:30

[20a-A402-6] 金属らせん構造アレイを用いたテラヘルツ波帯1/4波長板

〇(M1)絹村 健人1、高木 駿1、廣本 宣久1、川瀬 晃道2、トリパティ サロジ1 (1.静大工、2.名大工)

キーワード:テラヘルツ、偏光、波長板

テラヘルツ波の応用範囲を広げるために,広帯域かつ高効率な光学素子,例えば波長板,フィルタが求められている.テラヘルツ帯において,最適な材料の不足のためメタマテリアルによる光学素子の研究が盛んにおこなわれている.テラヘルツ帯における安価な光学素子の実現はテラヘルツに新たな応用をもたらすと考えられる.本研究では,金属らせん構造アレイを用いて1/4波長板を作成し,テラヘルツ時間領域分光法を用いて性能を評価した.金属らせん構造アレイを用いて左,右周りの円偏光テラヘルツ波の発生に成功した.