2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[20a-P5-1~11] 6.1 強誘電体薄膜

2018年3月20日(火) 09:30 〜 11:30 P5 (ベルサール高田馬場)

09:30 〜 11:30

[20a-P5-11] 圧電素子を用いた建物の損傷検出における機械学習の活用

岸 朔矢1、岸 映裕1、橋爪 洋一郎1、中嶋 宇史1,3、山本 貴博2、河原 尊之2、長谷川 幹雄2、伊藤 拓海2、崔 彰訓2、岡村 総一郎1 (1.東理大理、2.東理大工、3.JSTさきがけ)

キーワード:圧電、振動解析、機械学習

建物に多数のセンサを巡らせ恒常点検を可能にし、大規模災害等の非常時さえも建物の状態をリアルタイムに取得することで、損傷状態をより正確に把握することが期待されている。現在の建物の損傷診断には、目視や歪ゲージなどを用いた計測があるが、それらのデータに基づいた判定は基本的に人間の経験と判断によっている。我々は、今回、より現実的な事例として、建築物を構成するボルトの欠損状態を圧電センサと機械学習を用いて判定する手法について検討を行ったので、その結果について報告する。