2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

[20p-E201-1~11] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2018年3月20日(火) 13:00 〜 16:00 E201 (57-201)

大島 孝仁(佐賀大)、尾沼 猛儀(工学院大)

14:00 〜 14:15

[20p-E201-5] ミストCVD 法によりGaCl3 原料を用いて成長したα-Ga2O3 の成長反応機構

神野 莉衣奈1、吉村 暢浩2、金子 健太郎1、藤田 静雄1 (1.京大院工、2.京大工)

キーワード:酸化ガリウム、超ワイドバンドギャップ半導体、ミストCVD法

α-Ga2O3は、5.3 eVのバンドギャップ値を有するUWBG半導体材料の1つであり、パワーデバイスや深紫外発光デバイスの材料として注目を集めている。α-Ga2O3は、熱的に準安定相であり600℃以上で最安定相のβ-Ga2O3に相転移し、すると考えられてきたが、ミストCVD法によりGaCl3原料を用いることで800℃という高温での成長が可能となった。本発表では、ミストCVD法によるGaCl3原料を用いたα-Ga2O3の反応機構および相転移温度の向上について報告する。