2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[20p-P2-1~13] 3.4 生体・医用光学

2018年3月20日(火) 13:30 〜 15:30 P2 (ベルサール高田馬場)

13:30 〜 15:30

[20p-P2-13] 海馬神経細胞のラマンイメージング

増井 恭子1,2、名和 靖矩1,3、望月 葵3、石飛 秀和1,2,3、細川 千絵1,4、ヴィンセント ダリア5、藤田 克昌1,3、井上 康志2,3 (1.産総研・阪大OIL、2.阪大院 生命、3.阪大院 工、4.産総研 バイオメディカル、5.オーストラリア国立大)

キーワード:ラマン分光法、イメージング、神経細胞

ラット胎児から取り出した発達初期の神経細胞は、基板上で培養を行っても、脳組織内の神経細胞と同様に、生体内分子の組成やその分布を変化させ、同じ生理学的特性を発現する。成長していく神経細胞の分子組成変化は、ラマン分光法を用いることで、生きたまま長期間、低侵襲で測定することができる。我々は、海馬神経細胞内に分布する生体内分子を広範囲で観察するため、ラインスキャンによるラマンイメージングを試みた。