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[18p-B11-14] ヨウ化銅を用いたルテニウム上への銅の選択化学気相堆積
キーワード:銅配線、化学気相堆積法、選択成長
CVD法による金属の選択形成は、集積回路の配線工程において非常に有用なプロセスである。銅の選択形成は、これまでにCu錯体を原料とした方法が報告されている。これに対し我々は、ヨウ化銅(I)(CuI)を原料とすることで、300oC程度の低温で導体上へのみ銅を選択的に形成できるCVD法を提案している。しなしながら、形成した銅は離散的であったことから、今回は堆積温度と原料供給速度の制御によるRu(001) 上での銅の成長形態の改善を試みた。