2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[18p-B12-1~17] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2019年9月18日(水) 13:15 〜 18:00 B12 (B12)

野々口 斐之(奈良先端大)、吉田 浩之(阪大)

17:30 〜 17:45

[18p-B12-16] 電荷転送・蓄積型フレキシブルpHセンサシステムの開発

藤田 祐亮1、潮海 麻生1、中田 尚吾1、有江 隆之1、秋田 成司1、竹井 邦晴1,2 (1.大阪府大、2.JSTさきがけ)

キーワード:フレキシブルデバイス、バイオセンサー、健康管理

近年ウェアラブルデバイスにおいて、汗からの化学物質をリアルタイム計測する取り組みが盛んになってきている。汗中の化学物質計測には電気化学法による計測が一般的であり、その感度は室温で1pHあたり59 mV程度とされている。汗中の低濃度なグルコース等を計測するためには更なる高感度化が求められている。そこで本研究では、電荷転送・蓄積技術で知られるCCD構造をフレキシブルフィルム上に適用することでセンサの高感度化をはかった。また、無線システム回路を搭載することでスマートフォンからの信号計測を試みた。