2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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[19a-E318-1~12] 【CS.7】 7.2 電子ビーム応用、7.4 量子ビーム界面構造計測、9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

2019年9月19日(木) 09:00 〜 12:15 E318 (E318)

笹川 崇男(東工大)、河底 秀幸(東北大)、豊田 智史(東北大学)

09:45 〜 10:00

[19a-E318-4] 環状暗視野走査透過電子顕微鏡による Li4Ti5O12(111) 表面の構造決定

橘田 晃宜1、多田 幸平1、田中 真悟1 (1.産総研)

キーワード:リチウムイオン電池、チタン酸リチウム、表面構造

スピネル型構造を有するチタン酸リチウム Li4Ti5O12 は車載用リチウムイオン電池の負極材料として実用化されているが、結晶表面における諸反応の抑制が更なる性能の向上において重要とされている。我々は走査トンネル顕微鏡と中エネルギーイオン散乱法を適用し、その (111) 表面の構造に関して Li で終端された表面モデルを提案してきた。本研究ではさらに、環状暗視野走査透過電子顕微鏡による直接観察を行い、その表面構造に関してより詳細に検討したので報告する。