2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム(technical) » 先端的光学テクノロジーで拓ける有機エレクトロニクス

[19p-C212-1~6] 先端的光学テクノロジーで拓ける有機エレクトロニクス

2019年9月19日(木) 13:30 〜 16:45 C212 (C212)

島田 敏宏(北大)、永瀬 隆(阪府大)、酒井 正俊(千葉大)、貞方 敦雄(九産大)

13:30 〜 14:00

[19p-C212-1] 超高速分光で検出する分子性材料の超高速電子/構造ダイナミクス

宮田 潔志1、Zhu Xiaoyang2、恩田 健1 (1.九大院理、2.コロンビア大学)

キーワード:超高速分光、鉛ハライドペロブスカイト、熱活性化遅延蛍光

有機化合物を構成要素に含む新規半導体は有機分子に由来する構造の自由度が電子物性に大きく影響する点が特徴であり、固体中で生じる光過程を“構造”と“電子”双方の自由度の観点から統一的に理解することが必要である。この点で、超高速分光による実時間での構造プローブは強力なツールとなり得る。本発表では、時間分解カー効果分光・時間分解赤外分光を用いて機能発現を構造ダイナミクスの観点から研究した例を紹介する。