2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[19p-E310-1~20] 15.4 III-V族窒化物結晶

2019年9月19日(木) 13:15 〜 19:00 E310 (E310)

荒木 努(立命館大)、片山 竜二(阪大)、石井 良太(京大)

14:30 〜 14:45

[19p-E310-5] 顕微ラマンイメージングによる高温領域におけるAu/Ti/Cr電極付n形GaN結晶の
残留応力分布に関する研究

須田 潤1、川瀬 幹貴1、今井 壮輔1、藤井 遼河1 (1.中京大工)

キーワード:ワイドギャップ半導体、残留応力、顕微ラマンイメージング

GaN結晶は低損失かつ高速スイッチング特性をもつ大電力インバータ用半導体として期待されている。しかしながら、一般にワイドギャップ半導体によるパワー素子を200℃以上の高温で動作させるため,電極界面における局所的な応力は機械的な剥離,クラック等の信頼性低下の要因が指摘されている.本研究では,3Dラマンイメージングにより高温領域のAu/Ti/Cr 多層膜による電極付n形GaNの残留応力分布を求め、FEM(有限要素法)による解析結果と比較して,その特性を調べた.