2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[19p-PB9-1~24] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2019年9月19日(木) 16:00 〜 18:00 PB9 (第二体育館)

16:00 〜 18:00

[19p-PB9-4] 原子間力顕微鏡を用いた初期発生胚の応力緩和測定

横堀 恵美1、藤井 裕紀1、岡嶋 孝治1 (1.北大情報科学)

キーワード:原子間力顕微鏡、発生胚、細胞メカニクス

胚発生の力学的メカニズムの解明は、再生医療の基礎、応用にとって重要である。本研究では、初期胚細胞の力学特性を明らかにするために原子間力顕微鏡(AFM)を用いて発生胚の粘弾性測定を行った。その結果、細胞分裂時に細胞の弾性成分が増大すると同時に粘性成分が減少し、さらに細胞中心領域と境界領域の差も増大することが分かった。当日は、細胞粘弾性の空間分布とその骨格構造との関係についても報告する予定である。