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[19p-PB9-4] 原子間力顕微鏡を用いた初期発生胚の応力緩和測定
キーワード:原子間力顕微鏡、発生胚、細胞メカニクス
胚発生の力学的メカニズムの解明は、再生医療の基礎、応用にとって重要である。本研究では、初期胚細胞の力学特性を明らかにするために原子間力顕微鏡(AFM)を用いて発生胚の粘弾性測定を行った。その結果、細胞分裂時に細胞の弾性成分が増大すると同時に粘性成分が減少し、さらに細胞中心領域と境界領域の差も増大することが分かった。当日は、細胞粘弾性の空間分布とその骨格構造との関係についても報告する予定である。