2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[20a-B11-1~10] 8.1 プラズマ生成・診断

2019年9月20日(金) 09:00 〜 11:45 B11 (B11)

松田 良信(長崎大)

11:30 〜 11:45

[20a-B11-10] 低温Arプラズマにおける電子と準安定励起原子Ar(1s5)の数密度相関

真壁 利明1 (1.慶大理工)

キーワード:Ar準安定励起原子密度、Ar低温RFプラズマ源、電子密度と準安定励起原子密度の相関

低温プラズマ源のプラズマ密度(電子密度)は最も基礎的な物理量で沢山の研究例がある。同時に、レーザ計測技術の普及で準安定励起原子密度に関する観測やシミュレーション例も豊富に供給されている。本報告ではArのrf-低温プラズマにおける電子密度neに加え、準安定励起原子Ar(1s5)の数密度N*とその温度Tgを低温プラズマ源ごとに調査し、電子密度と準安定励起原子の数密度相関、N*/Ng -ne/Ngについて具体的に論じる。なお、NgはArガスの数密度である。Ref: T. Makabe, J. Phys.D 52 (2019) 213002 and 259601.