2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.1 新物質・新機能創成(作製・評価技術)

[20a-E216-1~6] 10.1 新物質・新機能創成(作製・評価技術)

2019年9月20日(金) 09:00 〜 10:30 E216 (E216)

谷山 智康(名大)

10:00 〜 10:15

[20a-E216-5] ノンコリニア反強磁性体Mn3(Ni0.35Cu0.65)N薄膜における異常ホール効果の観測

三木 竜太1、羽尻 哲也1、Kan Zhao2、Hua Chen3、Philipp Gegenwart2、浅野 秀文1 (1.名大院工、2.アウクスブルク大学、3.コロラド州立大学)

キーワード:異常ホール効果、反強磁性体、逆ペロブスカイト型マンガン窒化物

高性能デバイスの実現に向け、反強磁性体を磁気メモリに用いることが考えられている。ノンコリニア型反強磁性体で異常ホール効果の発現が予測されており、これにより磁化の検出を行うことが考えられている。我々は、反応性マグネトロンスパッタ法によりMgO(111)基板上にMn3(Ni0.35Cu0.65)N薄膜を作製し、異常ホール効果の観測に成功した。