2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[20p-E305-1~7] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2019年9月20日(金) 13:45 〜 15:30 E305 (E305)

渡辺 賢一(名大)

14:45 〜 15:00

[20p-E305-5] 加速器中性子法で製造した64Cuの同位体純度導出手法の改善

吉浪 皓亮1、金 政浩1、青木 勝海1、Patwary M.K.A1、山口 真矢1、植松 美由希1、渡辺 幸信1、伊藤 正俊2 (1.九大総理工、2.東北大CYRIC)

キーワード:Cu-64、同位体純度、加速器中性子

長半減期PET核種64Cuは、これまで製造体系や精製分離手法の提案がなされ、現在は実用化に向けて同位体純度の測定が行われている。前回報告では、導出した同位体純度が予測値と比較し極めて低い値であり、その原因として原料中のCu不純物や分離できていないZnやNiの影響が示唆された。そこで本研究では、これらの不純物がDOTAに与える影響を検証する。また、CuOを原料とした放射性Cuを利用し、新たな標識率評価手法の提案を行う。