2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.4 プラズマライフサイエンス

[20p-E306-1~14] 8.4 プラズマライフサイエンス

2019年9月20日(金) 13:15 〜 17:00 E306 (E306)

金子 俊郎(東北大)、林 信哉(九大)

15:30 〜 15:45

[20p-E306-9] プラズマ活性リンゲル液処理による細胞応答と抗腫瘍効果物質の解明

〇(M1)須田 雄貴1、石川 健治1、田中 宏昌1、橋爪 博司1、吉川 史隆1、水野 正明1、堀 勝1 (1.名大)

キーワード:プラズマ医療

プラズマ活性乳酸リンゲル液(PAL)処理によってがん細胞の選択的な殺傷効果が報告がされている。乳酸リンゲル液は3種類の無機物質と乳酸で構成されており、PAL内のプラズマと乳酸の反応による活性乳酸ががん殺傷に関与していることが示唆されている。本講演では含有している有機物の違いに着目し、乳酸とは異なる有機物を有する酢酸リンゲル液と重炭酸リンゲル液についてプラズマ活性有機物の同定実験を行った。