2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[10a-S321-1~13] 1.3 新技術・複合新領域

2019年3月10日(日) 09:00 〜 12:30 S321 (S321)

松谷 晃宏(東工大)

11:45 〜 12:00

[10a-S321-11] シアノバクテリアの高密度集積と電気化学的応用

吉川 諒1、山本 靖之2、Karthaus Olaf3、飯田 琢也2,4、床波 志保1,4 (1.阪府大院工、2.阪府大院理、3.千歳科技大、4.阪府大LAC-SYS研究所)

キーワード:ハニカム、シアノバクテリア

酸素発生型光合成を行う細菌であるシアノバクテリアはバイオ燃料や持続可能な化学工業原料の生産など多くの応用が期待されている。その中でも、生物太陽電池(Bio-photovoltaic; BPV)は光合成を行う生物の代謝経路から電子を取り出すため持続可能エネルギーとして期待されている。しかし、BPVは他の発電システムに比べて出力が低いのが現状である。本研究では、ハニカム構造を有する基板に細菌を高密度捕捉することでBPVの電力向上を試みた。