2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[10p-PB1-1~11] 1.6 超音波

2019年3月10日(日) 13:30 〜 15:30 PB1 (武道場)

13:30 〜 15:30

[10p-PB1-5] LiNbO3/アモルファス層/水晶構造における縦型リーキーSAWの解析

〇(B)浅川 詩織1、林 純貴1、鈴木 雅視1、垣尾 省司1、手塚 彩水2、桑江 博之2、横田 裕章3、米内 敏文3、岸田 和人3、水野 潤2 (1.山梨大、2.早稲田大、3.日本製鋼所)

キーワード:縦型漏洩弾性表面波、アモルファス、弾性表面波

近年,SAWデバイスの高性能化が要求されており,高周波化に有利な縦型漏洩弾性表面波(LLSAW)を利用し,異種材料を組み合わせた構造が提案されている.本報告では,LN/アモルファス層/水晶構造において,LLSAWの特性を理論的に検討した結果を報告する.中間層には伝搬減衰の最小値を示す板厚の変動が少ないことを考慮しAl2O3を採用した. X36°Y-LN/Al2O3/X35°Y-Q構造上においてQ値はh/λ=0.07の時,約82,000を示した.今後は,実験を行い解析結果の実証を行う.