[11a-S622-5~8] 2.1 放射線物理一般・検出器基礎

[11a-S622-6] 検出閾値周辺におけるポリエチレンテレフタレート中イオントラック構造の研究

〇千葉 昌寛¹、楠本 多聞²、東 和樹¹、大谷 拓也¹、酒井 盛寿¹、金崎 真聡¹、小田 啓二¹、小平 聡²、山内 知也¹ (1.神大院海事、2.量研機構)

キーワード：放射線、検出器、ポリエチレンテレフタレート

ポリエチレンテレフタレート(PET)の検出閾値は製造法などによって一定の幅で変化することで知られている。本研究ではG値のステップ近傍での損傷構造を解明すべく、2.5µmのPET薄膜のスタックにB-11イオンの照射を行い、照射前後の赤外線吸収スペクトルを求め、G値の評価を行った。また同素材で13µm厚のPET薄膜にB-11,B-10,Feイオン照射し、検出閾値を求めるためにエッチングテストを行い、エッチピット生成の有無を調べた。