[11p-S321-1~17] 11.4 アナログ応用および関連技術

[11p-S321-13] ニオブ超伝導共振器による放射線検出実験

〇安藤 友彦¹、明連 広昭¹、成瀬 雅人¹、田井野 徹¹ (1.埼玉大)

キーワード：超伝導、検出器

高エネルギー分解能と容易な多重読出性を有するマイクロ波力学インダクタンス検出器を利用して、高いエネルギー分解能と位置分解能を有した放射線カメラを提案する。基本的な検出器性能を評価するため、導波路型と集中定数型の2種類の超伝導共振器を用いた検出器を作製した。素子は0.5K冷凍機の中に設置し、放射線源としてアメリシウム（5.49,5.44MeV：アルファ線）を照射した。それぞれS/N=5, 7を得た一方で信号の緩和時間としては0.5μ[sec]に対して10μ[sec]となった。