[11p-S321-1~17] 11.4 アナログ応用および関連技術

[11p-S321-5] Ti抵抗でシャントしたNbNナノワイヤ直列アレイを用いた光子数検出器

傳田 哲史¹、成瀬 雅人¹、田井野 徹¹、〇明連 広昭¹ (1.埼玉大院理工)

キーワード：超伝導、光子数検出器、超伝導ナノワイヤ光子検出器

超伝導ナノワイヤ単一光子検出器（Superconducting Nanowire Single Photon Detector：SNSPD）は、高計数率、低暗計数率、低ジッタ、高検出効率といった優れた特長を持つ\cite{Sobolewski}。
また、複数のSNSPDを密に配置したSNSPDアレイは光子数検出器として振る舞うことが知られており、光子源評価などへの応用が研究されている。光子数検出器として抵抗並列型ナノワイヤ直列アレイによる光子数検出器が提案され、24個の光子数検出までが報告されている。我々は、このナノワイヤ部に並列-直列接続を導入し、応答速度の高速化を目的として研究を行っている。本報告では抵抗並列型ナノワイヤ直列アレイにおいて得られた高速化に関する結果を報告する。