2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[12p-W933-1~11] 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2019年3月12日(火) 13:15 〜 16:00 W933 (W933)

葛西 誠也(北大)

13:15 〜 13:30

[12p-W933-1] 空間光変調器を用いた波長多重光リザーバーコンピューティングの提案

小仁所 志栞1、中島 光雅1、田仲 顕示1、橋本 俊和1 (1.NTT)

キーワード:リザーバーコンピューティング、空間光変調器、波長多重

近年、注目を集めるリザーバーコンピューティング(RC)は固定値の重みを使った並列処理が多いため、高速変調可能な光回路との親和性が高い。しかしながら、従来の光RCでは、入出力層の演算を電気処理しており、これが演算時間を制限していた。加えて、リザーバ層のノードを時間方向へのみ配置しており、光の並列性を十分に活かしきれていない。
そこで本稿では、波長方向にリザーバノードを配置した波長多重光RCについて提案する。