2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[9a-PA2-1~40] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2019年3月9日(土) 09:30 〜 11:30 PA2 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[9a-PA2-20] アモルファス・アゾベンゼン膜表面における高い異性化反応感度

竹本 育未1、石井 貴大1、中野 英之2、辻岡 強1 (1.大阪教育大、2.室蘭工大)

キーワード:アゾベンゼン、表面、異性化

有機膜表面の物性は有機デバイス特性に大きく影響する。有機膜表面は膜内部より低いガラス転移点を有することが知られており、他に様々な物性も変化する可能性がある。アゾベンゼンは異性化時、大きな分子形状変化を伴う。本研究では、アゾベンゼン誘導体膜における熱・光異性化反応感度の膜厚依存性を調べ、自由表面に存在する分子は膜内部の分子と比べて、異性化反応感度が大きく増大することを見出したので報告する。