[9p-M103-1~16] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

[9p-M103-1] 側面励起によるレーザーコンプトンガンマ線高出力化の検討

吉川 大久¹、〇天野 壯¹ (1.兵庫県大高度研)

キーワード：ガンマ線、レーザーコンプトン、側面励起

レーザーコンプトンガンマ線の高出力化のため、電子ビームの進行方向の真横から複数個のレーザーを配置して照射する新規の側面励起法を提案し、出力スケールアップ則を検討した。GaAlAs 高出力半導体レーザーアレイを用い兵庫県立大学ニュースバルでの実験を想定したシミュレーションより、ミラー共振器エンハンスメントとの併用で現状のガンマ線量を一桁上回る10⁸photons/secが得られる事が判った。