2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[9p-M103-1~16] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2019年3月9日(土) 13:15 〜 17:30 M103 (H103)

藤原 健(産総研)、吉橋 幸子(名大)

17:15 〜 17:30

[9p-M103-16] 加速器中性子源による64Cuのキレート滴定法及び薄層クロマトグラフィー法による同位体純度導出

吉浪 皓亮1、金 政浩1、荒木 直人1、青木 勝海1、M.K.A Patwary1、山口 真矢1、渡辺 幸信1、伊藤 正俊2 (1.九大総理工、2.東北大CYRIC)

キーワード:加速器中性子源、同位体純度、Cu-64

64Cuは長半減期PET核種として期待されている。この製造法や分離手法は確立しているが、同位体純度は導出されていない。そこで新たに、放射線測定に加え、キレート滴定法と薄層クロマトグラフィー法を利用した同位体純度導出手法を提案する。この手法は、放射線測定にて64Cuの量、後者の二つの方法にてCu全体の量を求めることで同位体純度を導出している。本発表では、詳細な手法や結果についてまとめている。