2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[9p-M103-1~16] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2019年3月9日(土) 13:15 〜 17:30 M103 (H103)

藤原 健(産総研)、吉橋 幸子(名大)

14:45 〜 15:00

[9p-M103-7] 全方向コンプトンカメラによる放射性物質探知手法の開発
(3) 修正一般化螺旋集合を用いた投影球面のピクセル化

金森 滉太朗1、富田 英生1、向 篤志1、上間 康平1、井口 哲夫1 (1.名古屋大学)

キーワード:コンプトンイメージング、画像再構成法、全方向イメージング

全方向コンプトンカメラを用いて隠匿された放射性物質の探知を行う手法の開発を行っている。全方向コンプトンカメラは全方向からのガンマ線入射に対し感度を有するため、画像再構成を行う場合には、コンプトンコーンは検出器を中心とする球面上に投影される。このため、投影球面をピクセル化する必要がある。そこで本研究では、一般化螺旋集合を修正し、ボロノイ分割によりピクセル化された球面に対するコンプトンコーンの投影と再構成像について検討した。