[9p-S321-1~15] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[9p-S321-10] 光触媒効果による水分解に向けたSiCとβ-FeSi₂半導体との複合粒子合成

〇秋山 賢輔^1,2、野島 咲子¹、高橋 亮¹、舟窪 浩²、入江 寛³ (1.神奈川産技総研、2.東工大院・物質理工、3.山梨大クリーンエネ研)

キーワード：複合粒子、水分解

水分解系の光触媒材料において、さらなる変換効率向上のために材料・システムが探索されている。我々はこれまでに気相成長法を用いて、3C-SiC粉末表面に鉄シリサイド(β-FeSi₂)半導体粒子が分散した複合粒子を合成し、ホルムアルデヒドを酸化犠牲に用いて光触媒効果による水の半分解によるH₂発生を報告した。本発表では、光触媒効果による水分解反応からのH₂、O₂発生を目指した6H-SiC粉末を用いたβ-FeSi₂との複合粒子合成を報告する。