2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[9p-W242-1~14] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2019年3月9日(土) 13:45 〜 17:45 W242 (W242)

熊谷 慎也(名城大)、住友 弘二(兵庫県立大)、大城 敬人(阪大)

14:45 〜 15:00

[9p-W242-5] 金ナノギャップ構造を用いた単一生体分子のプラズモニック分光分析

森崎 冴香1、矢野 隆章1、原 正彦1 (1.東工大物質理工)

キーワード:プラズモン増強ラマン分光、一分子計測、バイオフォトニクス

金属ナノ構造間のギャップは強い電場増強効果をもたらすことが知られている。この効果を利用したプラズモン増強ラマン散乱分光測定は、ラベルフリーでの単一生体分子検出が可能である。本研究では、2種類の金ナノギャップ構造を利用して単一ペプチド分子のプラズモン増強ラマン散乱分光測定を行った。ここで得られたスペクトルから、ペプチド分子の吸着サイトや構造の情報を抽出し、生体分子認識メカニズムの解明を目指した。