2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[9p-W321-1~14] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2019年3月9日(土) 13:45 〜 17:45 W321 (W321)

宇治原 徹(名大)、吉川 英樹(物材機構)

13:45 〜 14:00

[9p-W321-1] データ相互利用を可能とするデータプラットフォーム技術

谷藤 幹子1、吉川 英樹1 (1.物材機構)

キーワード:材料データプラットフォーム、メタデータ、次世代データリポジトリ

マテリアル・インフォマティクスの進展に伴って、性能予測や物質探索などに向けたデータ駆動型のプラットフォームやアプリケーションの需要が高まっている。研究創成の段階(データをつくる)から利用(データをつかう)を実行するデータプラットフォーム構築の取り組みが産学官で進んでいる。データ利活用にはデータについての情報(メタデータ)が必要であり、異なる手法や目的でつくられたデータを同一に扱うにはデータ間の互換性も必要になる。またデータの作者、計測装置、分析に使用するソフトウェアなど、データにかかる記述要素は多様で、多次元である。これらを記述するメタデータや語彙(用語)を、最大公約数的に標準メタデータスキーマとしてモデル化し、データプラットフォームとして運用することを目的とする。