[10p-Z12-1~21] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[10p-Z12-9] プラズモニックセンサーチップを用いたヒト唾液検体中の口腔カンジダ菌の定量検出

〇志水 星歌¹、栗田 浩²、田和 圭子¹ (1.関西学院大理工、2.信州大医)

キーワード：プラズモニックチップ, カンジダ菌, 免疫力

本研究では免疫力評価の重要なマーカーである口腔カンジダ菌を高感度に検出するために開発したプラズモニックチップアッセイを用いて、ヒト唾液検体中のカンジダ菌の定量評価を行った。チップ上で生成される表面プラズモン共鳴場を利用した蛍光増強法、格子結合型表面プラズモン励起増強蛍光法を用いた蛍光検出の結果、蛍光強度とカンジダ菌濃度に相関性が見られ、開発した測定系でのヒト唾液中のカンジダ菌の定量検出に成功した。