2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[8p-Z12-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2020年9月8日(火) 13:30 〜 16:45 Z12

加治佐 平(徳島大)、徳田 崇(東工大)

16:30 〜 16:45

[8p-Z12-12] 非標識神経伝達物質検出に向けた分子インプリント法によるMEMS 光干渉型表面応力センサの作製

高橋 利昌1、太田 宏之2、藤枝 俊宣3、澤田 和明1、高橋 一浩1 (1.豊橋技科大、2.防衛医大、3.東工大)

キーワード:分子インプリント, 神経伝達物質, MEMS

神経伝達物質の非標識センシングを目的として、MEMS光干渉型表面応力センサへの分子インプリント膜の形成および分子インプリント膜によるバイオセンシングの実証を行った。 製作したセンサへ終濃度が5 µM となるようにDopamine(DA)を送液した場合とDA を含まないDIW を送液した場合の応答を取得し、DAを送液時のみ膜が膨張する結果が得られた。以上の結果から、分子インプリント膜により、神経伝達物質の非標識検出の可能性が示唆された.